NTTグループの光回線で安くておすすめはどこ?

光回線

日本のインターネット回線の歴史は、NTTの歴史であるといっても、過言ではありません。信頼の出来る通信インフラを提供する、日本の代表的な企業と言えば、NTTをおいて他にはありません。

絶大な信頼の有る暖簾を守るために、NTTは今日も技術開発など自己研鑽に余念がありません。たとえば、2020年3月には世界初のモード多重光信号を用いた9,000km以上の長距離伝送に成功しています。

現在の個人利用の光回線は、NTT東西が敷設した「フレッツ光」を利用したサービスが中心で、接続業者プロバイダがフレッツ光とワンセットでサービスを提供する「光コラボ」が契約の主流になっています。接続業者は多数有りますが、出来れば光回線を知り尽くした、NTT系列の、グループ会社が行っているプロバイダサービスを選ぶのが安心です。

フレッツ光?プロバイダって何?という方にもご理解頂けるように解説しながら、NTTグループの光回線で安くてオススメなサービスをご紹介します。

インターネット回線の歴史

創生期

今でこそ、インターネットを利用する回線は、固定なら「光回線」・無線なら携帯電話会社の回線を利用した「契約しているスマートフォンの回線を利用」「モバイルWi-Fiルーター」「据え置き型無線ホームルーター」ですが、インターネットが普及を始めた1989年当時は、その全てがまだ有りませんでした。

インターネットの利用には、一般の電話回線(音声通話の電話回線ですね)をアナログモデムに接続して、ユーザーが個別に契約している接続業者プロバイダの、アクセスポイントと呼ばれる番号に電話を掛けて(パソコンからです)、インターネットに接続する「ダイヤルアップ接続」を行っていました。

プロバイダは「ISP」(Internet Service Provider)とも呼ばれていて、直訳すればインターネットサービスの提供者です。

音声回線にデジタル信号を直接乗せる事は出来ないため、パソコンからのデジタル信号をモデムでアナログに変換して、プロバイダでデジタルに再変換を行ってインターネットに接続する方式のため、出せる速度には限界があり、インターネット利用中は電話代が嵩むという代物でした。1995年からNTT東西では深夜早朝の時間帯(23時から翌日8時)に、一定の固定料金で通信が出来る「テレホーダイ」サービスを開始しています。そのため夜の11時からが、利用者のインターネットタイムになっていました。

通信速度は9,600Mbps程度が中心だったのが、最終的には28,800Mbps・33,800Mbpsへとモデム性能は進化しましたが、現代のスピードと比較すればあり得ない遅さです。

ブロードバンド化前夜

NTTでは、1975年に光ファイバーケーブルの基礎研究がスタートしています。

1978年には唐ヶ崎─浜町間で、初めて光ファイバーケーブルを利用した、商用レベルでの現場実験を行っています。

その後、より広帯域・大容量の伝送方法として、日本縦貫光ファイバーケーブル伝送路(旭川─鹿児島間)を構築して、加入者光ファイバーケーブルの開発へとシフトします。

1984年には加入者光ファイバーケーブルとして最初の試みである、FTTHトライアルを実施しています。しかし、光回線はこのまま順調に普及が広がる事は有りませんでした。

採算性が悪く、まだまだ現実的な価格にはならなかった事から、しばらくは停滞する時期が続きます。

光回線が停滞している時期に、手軽さと価格で一気に普及したのがISDNで、64kbpsという速度は、アナログモデムを時代遅れにするのに充分な速さが有りました。

1990年代後半からISDNに変わったのが、常時接続サービスADSLです。今までとは桁違いな、下り最大50Mbps・上り最大5Mbpsは、ブロードバンド時代の到来を告げました。

2004年の時点では、日本のADSLの回線普及率は世界でもトップレベルになっていて、インターネットの普及率でも、世界トップレベルになっています。

光回線本格普及

ADSLの速度はあくまで理論上の最高値で、基地局から離れるほど速度は低下して、様々な影響を受ける要素があり、利用する場所で通信品質には大きな差があります。

インターネットで扱うコンテンツのデータ容量は年々肥大化して、音声や映像も増えてくる中で、メタル(電話線)を利用する通信には限界が有り、次世代の回線としてクローズアップされた光回線は、2003年頃から広がり始めて、2020年9月の時点での光回線総加入者数は、3,410万4000件になっています。

光回線って何?

光回線は本来俗称であり、正確にはFTTH(Fiber To The Home)という通信サービスです。

ガラス繊維で出来ている、光ファイバーケーブルを使った通信回線で、従来の銅線と比較して、より多くのデータを、距離による毀損が無いまま、やりとりが可能な最も速い通信回線です。

ゼロから敷設しています

広く普及している電話線を利用したインターネット回線とは異なり、全く新たに光ファイバーケーブルを全国に敷設するのは、莫大な資本はもちろんですが、重要なのは電柱が必要な事です。

新たに電柱の設置まで行っていては、時間と経費が掛かって現実的では有りません。

そのため実際に光ファイバーケーブルの敷設を行う事が出来たのは、NTT(電話線の電柱)・各地の電力会社(電線の電柱)・各地のケーブルテレビ(有線の電柱)で大半を占めています。

光回線の契約形態は2つ

NTT東西が全国に敷設を進めてきた、光ファイバーケーブル回線が「フレッツ光」です。

「フレッツ光」は光ファイバーケーブル回線単独の事を指していて、これだけではインターネットの利用をすることは出来ません。フレッツ光の契約以外に、別途に接続業者プロバイダとの契約が必要になります。

光回線サービスが始まった当初は、回線利用費をNTT東日本・西日本に支払い、接続料をプロバイダへ支払う事が一般的でした。

出典:NTT西日本*一部改変

ユーザーにとっては、「フレッツ光」+「プロバイダ契約」と2箇所で契約を結んで、月額料金も別々に支払う必要があります。

トラブルが発生した時や、要望を伝えたくても窓口が二箇所あるのは、ユーザーにとってデメリットが大きく、ワンストップで契約支払いが出来るシステムを望む声が大きくなってきました。

その後、光回線をユーザーとの直接契約を結ぶシェアが、巨大企業NTTの独占状態になれば、「競争原理が働かなくなり、普及が加速しない」と考えた総務省の意向も有り、NTT東西は、フレッツ光回線の卸業務の移行へと方向転換をします。

NTTは光回線の卸事業へ注力して、卸し提供を受けたプロバイダを中心とした事業者が、プロバイダ機能と回線をワンセットにしたサービスを提供する「光コラボ」が、2015年2月から開始されました。

出典:NTT西日本*一部改変

現在個人の契約は「光コラボ」・法人の契約は「フレッツ光+プロバイダ契約」が主流になっています。

「光コラボ」でも「フレッツ光+プロバイダ契約」でも、インターネットの利用には必ず接続業者プロバイダが必要になります。

光コラボがスタートした2015年以降は、本来のプロバイダ事業者以外の参入も多くあり、サービスを提供する企業が、ある意味では乱立していた時期も有りましたが、その多くは数年で淘汰されています。

同じ光回線「フレッツ光」を使っていても、プロバイダでインターネットの回線速度を含めた品質が変わる事が消費者に浸透してきたからです。

フレッツ光の速度公称値は1Gbpsですが、これは理論上の数値で有って、実際に出る事は有りません。回線速度や品質には、様々な要因が重なって結果として出てきます。最も大きいのは、接続業者プロバイダの能力です。

光コラボを選ぶポイント

星の数ほど無数に存在していた「光コラボ」を提供するサービスは、かなり淘汰された現在においても、依然として数多くあります。

その中で選ぶポイントになるのは、「資本力」・「技術力」・「ユーザビリティー」です。

資本力

加入者の増加に伴って、設備を増強するのには投資が必要になります。資本力が無ければ、契約者増加に対して適正な設備増強を果たすことが出来ず、通信品質や速度は必然的に悪くなります。

技術力

回線品質や速度を裏付けられるのは、やはり技術力です。掛け声と営業力だけでは、上質な回線品質は絶対に実現しません。

ユーザビリティー

多くのユーザーを抱えるサービスは、それだけ持っているノウハウも多くなり、ユーザーにとって使いやすいサービスを提供することが出来ます。

サポート体制の整備には、コストを掛ける事が出来る資本力と、対応出来る技術力が無くてはユーザーの満足に繋がりません。

光コラボを選ぶなら、NTTグループ

安定した光コラボのサービスを望むなら、光回線を知り尽くしたNTTグループが提供する光コラボが最適です。

NTTグループ関連企業が提供する光コラボは複数あり

NTTグループが提供する、光コラボサービスを行う企業は、複数あります。

ドコモ光(株式会社NTTドコモ)・OCN光(NTTコミュニケーションズ株式会社)・ぷらら光(株式会社NTTぷらら)・InfoSphere(法人向けのみNTTPCコミュニケーションズ)・WAKWAK(NTT-ME)・mopera U「フレッツ」コース(NTTドコモ)などが有ります。

この中から一般家庭で選択する場合、「ドコモ光」「OCN光」「ぷらら光」が候補になります。

セット割は?

通信費全体を考えた場合、スマートフォンの通信費まで合わせて検討する人が多く、光回線に加入すると割引きが受けられる事を、重要な選択ポイントとして考える事も、決して間違ってはいません。

特にdocomoをスマートフォンに利用している方なら、シンパシーを感じている店舗で勧められれば、「割引きもあるし、お得かな?」と感じる方も多くなります。

しかし、日本の携帯電話料金を下げるのに大きく貢献している、オンライン専用プラン「ahamo」はドコモ光の割引き「ドコモ光割」の対象外になっています。(auの「povo」・SoftBankの「LINEMO」も同様の扱いで、光回線の割引き対象外です)

ドコモ光割は最大月額1,100円の割引きが受けられますが、殆ど外出時にスマートフォンでインターネットを使わない方のプラン「ギガライト ~1GB」では割引きが無く、月額料金は3,465円になります。20GBを利用が出来て、5分間通話無料が何度でも付いているahamoが2,970円で使える事を考えれば、オンライン契約に抵抗が無いユーザーで、普段のメールにGmailを使っているなら、ギガライトプランを利用するメリットが全く有りません。

月額料金は?

3つのサービスの、月額料金を見てみましょう。

戸建て 月額マンション 月額
ドコモ光5,720円(タイプA)
5,940円(タイプB)
4,400円(タイプA)
4,620円(タイプB)
OCN光5,610円3,960円
ぷらら光5,280円3,960円

 

ドコモ光はプロバイダが選択出来て、「OCN」・「ぷらら」を利用する事も出来ますが、月額料金は「OCN光」・「ぷらら光」を利用するよりも高額になり、ahamoや他の格安SIMを利用している場合・利用しようと思っている場合は、docomoスマートフォンの割引きを考える必要が無く、敢えて選択する理由がありません。

回線品質は?

同じNTTグループ企業なので(ドコモ光は、プロバイダにNTTグループを選択する場合)、基本的に技術等のバックボーンは同じです。

NTTコミュニケーションズの技術が活かされています。

期間縛りや違約金が気になる

いずれ引っ越す予定がある方や、期間縛りの呪縛が我慢出来ない方も少なくありません。

先ほどの料金は、ドコモ光が契約期間2年・OCN光で契約期間2年の料金です。期間を過ぎれば自動的に同期間延長になり、解約月以外での解約は、違約金が掛かります。

ドコモ光の戸建てタイプなら14,300円・マンションタイプなら8,800円、OCN光は11,000円の違約金が掛かります。

しかし、期間縛りや違約金が無いプランも用意されています。3社の期間縛り・違約金が無い、プラン月額料金を見てみましょう。月額料金は当然割高になります。

月額料金
戸建て 月額マンション 月額
ドコモ光(縛りなしプラン)7,370円5,500円
OCN光(縛り無しプラン)6,820円5,170円
ぷらら光5,280円3,960円

 

ぷらら光の月額料金が、前述の縛り有りの一覧表と同額になっていますが、ミスタイプではありません。ぷらら光は、契約期間の縛り・違約金を設けたプランを設定していません

月額料金が最も安いのにも拘わらず、期間縛りや違約金が無く、解約時の撤去費用も掛からない事で、ストレス無く契約することが出来て、急な引っ越し時にも費用負担がありません。

ぷらら光がオススメな理由

ぷらら光は月額料金が割安でも、NTTグループの技術力・資本力・サポート力・バックボーンによる安心感が有り、自信を持ってオススメ出来ます。オススメする理由は他にもあります。

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次世代規格のIPv6 IPoEに対応

回線品質や速度は、実際に利用するのに大切な要素です。

IPv6 IPoEとは?

ぷらら光は、次世代規格のIPv6 IPoE「ぷららV6エクスプレス」が標準対応です。

(出典:NTTPC公式サイト

従来からある通信方式は、PPPoEです。

PPPoEは、Point-to-Point Protocol over Ethernetの略で、電話回線の時代からある通信方式を、LANの規格であるイーサネットに対応させたものです。

これに対し、新しい通信方式が、IPoEです。

IPoE は、IP over Ethernetの略で、当初からLAN規格(イーサネット)の利用を前提として構築されています。

同じ回線を使っても、理論上の通信速度はPPPoEよりもIPoEの方が、10倍速くなります。

従来の「IPv4 PPPoE」を使った接続方式がもたらす、プロバイダのネットワーク終焉装置がボトルネックになっている状態を、次世代規格のIPv6 IPoEを使う事で、ネットワーク終焉装置を経由が無くなり、最大理論値の速度に近づける事が可能になります。

実際の回線速度の差

ぷらら光は、フレッツ光回線を利用しています。

みんなのネット回線速度にある、直近3ヶ月に計測された43,219件のPPPoE方式のフレッツ光回線、168,955件のIPoE方式のフレッツ光回線の測定結果から平均値は、以下の通りです。

 

PPPoE方式のフレッツ光回線の平均値

平均Ping値: 35.36ms

平均ダウンロード速度: 182.59Mbps

平均アップロード速度: 171.52Mbps

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓これだけ数値が変わります↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

IPoE方式のフレッツ光回線の平均値

平均Ping値: 25.78ms

平均ダウンロード速度: 322.87Mbps

平均アップロード速度: 217.81Mbps

 

技術力に裏付けされた、安定した回線品質が「ぷらら光」が選ばれる理由の一つです。

WiFiルーターのレンタルが標準装備

前述の新世代技術「ぷららV6エクスプレス」に対応したWiFiルーターのレンタルが、無料で出来ます。

対応ルーターを探して入手する手間も費用も掛からず、誰でも新技術を簡単に享受出来ます。(申し込み後にマイページから申し込むと、自宅に発送されます)

 

このルーターは、Wi-Fiを飛ばす機能を当然備えていて、安定した光回線を利用したWi-Fi接続が使えるので、タブレットやゲーム機、スマートフォン等を快適に利用出来ます。

ひかりTV

本格的な視聴には専用のチューナーが必要ですが、「ひかりTVエントリープラン」が無料で使えます。

映画・ドラマ・アニメなど幅広いジャンルで、20,000本以上のビデオ作品がオンデマンドで見放題です。

スマートフォン・タブレット・パソコンで、視聴することが出来ます。

 

地上デジタル放送・BSデジタル放送・BS4Kデジタル放送の他、幅広いチャンネルに対応した「ひかりTV」の月額料金から、毎月660円の割引きが受けられます。

インターネットとの合計料金で割引き後は、マンション集合住宅では4,950円から・戸建てでは6,270円から利用する事が出来ます。

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